ChineseDragon(
中国巨龍)新聞 2004年(平成16年) 1月13日火曜日より抜粋中国ビジネス 明るい家族計画G
「モノを売るのにまず必要なのは、売り場の確保」―。販売許可申請中の純日本製・最高級コンドームの流通経路として、これも世界に冠たる日本製品の一つ・自動販売機をその第一歩とするアーティー代表取締役兼
CEO・上田勝弥氏。同氏は上海碧騰商貿有限公司を02年に設立、現在上海で自動販売機無料設置キャンペーン中だ。「
APECのおかげで上海の治安は格段にいい。雰囲気もモノも情報も、上海は北京の2年から3年先を行っています。北京もオリンピックに向けて治安整備が進むでしょうから、08年以降は街に自動販売機が置けるようになると思います。オリンピック会場にも置けたらいいのですが」コンドームの販売許可は出そうですか?
「ま、出るでしょう。ただ、中国でコンドームを売るのは麻薬を売るくらい難しいといわれています。まず商業広告は一切許されない。で、今中国で
HIV感染が深刻なのは雲南省と新疆ですが、ここは麻薬流通の玄関口なんですね。ウチがHIV啓蒙活動としてコンドームの無料配布をやったのも雲南省が最初ですが、コンドーム販売も麻薬の流通経路と同じルートになりそうです。この点でもコンドームと麻薬は似ていますね」予定価格は?
「現在ウチの自販機で人気なのが、3コで5元(約65円)の一般品、10元(約130円)の高級品です。申請中のものは最高級品ですから、12〜15元(約156〜195円)を予定しています」
高くはない?
「高級品市場をねらっていますから。しかし例えば、中国の携帯電話は日本よりもずっと高くて5万円ぐらいする。それがバンバン売れているのが現状です。5万円の物が買えて200円のものが買えないわけがない。自販機内部の売り場は左端の最上部、一番の売れ場所です」
これまで中国で販売許可を取得したのがオカモトのみというのはなぜですか?日本企業に何か問題でも?
「問題は特にないと思いますが―われわれも金さえ積めば即出ますよ。『手数料』を積めばね。それで元が取れるなら、やる価値もあるんでしょうけど。
SARSで、いろいろな許可が出なくなって困った企業は多いでしょうけど、あれもわざと出さないんですよ。『問題はカネを取るネタ』なんですね。珠海買春事件も、外国人優遇政策が取られているのにあんな騒ぎになってしまったのは、元締めに『手数料』をケチったからではないかと私は思いますね。今の中国ではカネさえあれば何でもできると思います」
さて今回は最終回。問題が性に関わるからか取材拒否が続出、長々とお付き合いいただいた氏には感謝の限りである。中でもコラムの発端、第二回中国計画出産博覧会においてコンドームを無料配布した日本企業も分かったというのに取材拒否されてしまったのは残念で・・・・・・
「いやその会社、違法だから取材を拒否したんじゃないんですかね。今、中国でコンドームを売っていいのはオカモトのみですから。無料配布はともかく、売ってるとしたら違法ですから」
・・・・・・納得。
(この項終わり)